感じのイイの人、物腰柔らかな人になるための2つの条件
JKF会員の皆さん、こんにちは。マネジャーの佐藤嘉洋です。2019年12月28日にドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催されるK-1名古屋大会は前評判も上々で盛り上がってきております。チケットご購入を希望の方は早めにジムにてお申し付けください。売り切れの席も出てきております。
また、12月19日(木)18:30~には毎年恒例のJKF忘年会を行います。「キックボクシング」を共通項として種々様々な人の集まる忘年会です。きっと人生をより彩る楽しい時間を過ごせるかと思います。私も均等にテーブルを回って会話させていただきます。
今年の余興としては、私の現役時代の試合映像をプロジェクターに流し、挫折からの這い上がり方、勇気のつけ方などを軽く15分くらい披露したいと思っております。講演やトークイベントなどでお話することを特別にやります。どうぞお楽しみに!!
接客のプロとして
接客態度に関して、私が常日頃からスタッフに伝え続けているのは概ね、
・相手より大きな声で挨拶すること
・こちらから笑顔で話しかけること
この2点です。たったこれだけで「感じのイイ人」「物腰の柔らかな人」になれます。しかしながら、自分が実践できていないと説得力がありません。だからまずは、私が率先垂範しております。
ジムは接客業です。私はたとえ体調が悪かろうと、機嫌が悪かろうと、プライベートで不幸があろうと、現場に出た以上、上記2点は必ず死守しています。もしも自分の気分に左右されて業務に支障が出て、会員さまの気分を損ねるようなことがあれば、ジムをすぐに畳もうと決めております。
また、逆説的にいうと、最高の接客ができるように体調を整え、機嫌を安定させ、想定外の事態に動揺しないよう常に最悪をシミュレーションしておくことは、お金を頂いている以上プロとして当たり前のことなのです。
だからまずは、トップの私自身が接客のプロフェッショナルの姿勢を示さねばなりません。トップが覚悟を決めなければ、下の立場の人が覚悟を決められるわけもありません。
私自身、覚悟のある人と仕事をしたいのです。申し訳ありませんが、仕事をナメている人とは仕事をしたくないのです。だからまずは自分が覚悟を決める。簡単なことです。私は、やるからには必ずプロの仕事をして全力を尽くそうと心がけております。もしよかったら一緒にお仕事しませんか? 気軽にお声がけください。
せっかくなので私のライフワークである『#辞書の旅』(国語辞典を1日2ページずつ読み進める旅行)から、『覚悟』をピックアップしてみました。
覚悟…予想される良くない事態や結果に対し、
それをそのまま受けとめようと心を決めること。観念すること。
[明鏡国語辞典第2版]覚悟…事に臨んで、どんなに危険や困難(
不利な立場に立たされるようなこと)があったとしても 見苦しい行動はするまいと心を決めること。また、 そのゆるぎない心。
[新明解国語辞典第7版]
明るく楽しい接客を心がける
暗い気持ちになりたくてジムに来る人はいません。嫌な気持ちになりたくてお金を払いたくなる人もいません。会員さまに少しでも明るい気持ちになってもらい、「運動して気持ちがよかったなあ」とジムから帰ってもらうことが、店側の最低条件なのです。理想ではありません。最低条件です。なぜなら私たちは接客のプロなのですから!
私たちインストラクターは教える立場にあります。「先生先生」と呼ばれて、自分が偉くなったと勘違いする人も少なからずいます。今のJKFにはそのような心持のインストラクターは一人もおりません。会員さまの大切なお金のおかげで、自分たちの暮らしが成り立っていることを絶対に忘れてはなりません。私たちは教える立場ではあるが、会員さまよりも上の立場という訳ではないのです(下の立場でもありませんので悪しからず)。
だからもし(退会者も含めた)会員さまの中で不快な思い、ジムに行きづらくなるような思いをさせてしまった方がいらっしゃったのなら、すべてはこのジムを経営している私佐藤嘉洋一人の責任であります。
本当に本当に、申し訳ありませんでした!!
たとえ佐藤以外のスタッフに落ち度があったとしても、当然のことながらすべて私の責任です。なぜなら、そのスタッフを雇ったのは私で、指導したのも私で、任せたのも私だからです。だからスタッフたちには、全責任は佐藤が取るから、接客ルール、勤務ルールの範囲内で、上記の2点を遵守し、明るく楽しい接客をしてほしいと伝え続けております。
他人を変えようとするな。その前に自分が変われ
という名言もありますが、会社組織に所属する以上、社員は社長の命令に従う必要があり、実践しなければ評価はされません。中には人付き合いの苦手なスタッフもいるでしょう。しかし、「どうせ自分では……」と諦めるのは言語道断。明るく楽しい接客を心がけるのは、JKFのスタッフとして勤務する以上、最低限必要不可欠な心構えなのです。
全責任は佐藤にあり
いただいたご意見に対しての全責任は私にあります。2007年に経営を始めてから100%真摯に受け止め、以後の業務に活かしております。それを直接スタッフに伝えることもあれば、(結構なストレスになりますが)私の胸にしまったまま指導要綱としてやんわり伝えるに留めるときもあります。そのあたりの取り捨て選択もすべて私の責任です。
人付き合いというのは本当に難しい。
だからこそ、楽しくもある。
難しいから辛いわけではないのだ。
これからも私はたくさんのミスを犯すことでしょう。そのときにご迷惑をかけることがあったなら、本当に申し訳ありません、という他ありません。しかしJKFにとって、より良い方向へと舵取りできるよう、ミスをする度に他人や環境のせいにするのではなく、しっかりと自分自身反省して軌道修正をしていく所存であります。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
明るく生こまい
佐藤嘉洋