千種区婦人郷土史研究会編『千種区の歴史』

JKF池下は名古屋市千種区にあります。ちょうど家族が図書館から借りてきた本で興味深かったので読んでみた。
昭和56年(私の生まれ年)に書かれた本にも関わらず、新たな発見がいくつもあった。これぞ、温故知新。
以下、印象的だった部分を引用します。
縄文時代の道を、近代的な感覚で知ろうとするには、どうしても想像によらねばならない。従って無理だという方が正しいかもしれない。が、あえて考えてみたい。
四方を望みながら歩むのは、自然の人の心理で当然であったことと思われる。
兼子山(かねこやま)が猫に転じて、猫が洞池(ねこがほらいけ)と呼ばれるようになったらしい。
新刊はもちろん面白いけれど、古本もまた面白い。そのときの時代背景も反映されているので、時代の変化も言葉の端々から感じ取ることもできる。
良い機会に恵まれた。引き続き、いろいろと読んでいきたい。ご覧いただき、ありがとうございました。
明るく生こまい
佐藤嘉洋