三島由紀夫著 『命売ります』 1968

捨て身の姿勢
「もう死んでもいいや」という捨て身の姿勢だと、怖いものがなくなる。 敵対する相手からすれば脅威だ。
ただし、自ら命懸けで行く場合と、他人から命を狙われるのは少し違う。 そのあたりの心理描写が勉強になった。
私の人生の課題は「死を恐れない」こと。
試合において、決死の戦いをすることはできた。 今度は「死への恐怖」と恨みっこなしの永い勝負だ。
長生きすることに執着せず、最期はあっさりと諦めて死んでしまおうと心がけている。
ただし、150歳まで明るく生きた上で、あっさりと死にたいものだなあ。
明るく生こまい
佐藤嘉洋