佐藤義典著『実戦マーケティング戦略』
経営コンサルティングの会社で働いていた会員さんから、「今の佐藤さんに役に立つかもしれません」とプレゼントしていただいた本。
自分で選んだ本だけを読んでいると、視野は広がらない。
だから信用のおける人から勧められた本は、なるべく読むようにしている。
個人的には、読書の一番の目的は「視野を広くする」ことだからだ。
必ずヒントが隠れている
読んでみた結果、物凄く役に立った。
マーケティングの本は世に数多くあって、私も代表的なものは何冊か読んできた。
素晴らしい経営コンサルティングの一人である佐藤昌弘さんとも、ご縁に恵まれ人間関係を築かせてもらっている。
引退するかどうかの瀬戸際のときにスポンサーについていただいたり、引退後は講師として講演に参加していただいたり、時折経営アドバイスもいただいたり……有り難い限りである。
世の中のマーケティング本には、
完璧に正解の一冊、
というのはなく、
絶対に間違っている一冊、
というのもない、
それぞれに事業に役立つヒントが必ず隠れている。
この本を読んで、今、自分がやり抜こうとしている事業に対してますます自信が持てた。
良いときばかりではなく、ときには結果が伴わずに辛い思いをするときもあるだろう。
しかし長い目で見たら、JKF(ジャパンキックボクシングフィットネス)の事業は必ず成功する。

JKF池下の平日の昼はまだまだ空いてます
人がすべての経営
私の経営の礎は、2007年に開業したぶる~と整体院・鍼灸院・整骨院である。
紆余曲折ありながら(本気で泣いたこともある)、なんとかここまで12年間営業を続けることができている。
それもこれも2013年に就任した有我院長と小俣先生、そして受付の私佐藤の母と安達さんが切り盛りしてくれているおかげだ。

みなさまの帰宅する足を見守っています
他の会社はどうかわからないが、私の行なっている事業は人がすべて。
つまり、人との縁がすべてなのである。
それを踏まえた上で、マーケティングを学び、「どうやったらより高収益の店にできるか」を考えている。
10店舗で100万円の利益より、1店舗で100万円の利益を上げるビジネスを創りあげたい。
そのためには人材育成が必要不可欠。
2人必要なところを1人で、3人必要なところを2人で回せるようにしたい。
その分収益は上がり、会社の体力がつき、社員は安心して働くことができ、給料も上げられる。
ひょっとしたら、私の求めるレベルは高いのかもしれない。
けれど、曲がりなりにも私はキックボクシングでトップを獲った人間だ。
顧客に対して自分の理想・体験・景色を押しつけることはないが、私の事業に期待してワクワクしている顧客に対して接客をするスタッフには、しっかりと自覚を持って働いてもらわなければならない。
お客さんのドキドキワクワクには、自分の(体力だけではなく知力も含めて)全力を尽くし、笑顔で期待に応えようという気概を持ってもらいたい。
全責任は佐藤嘉洋にあります
私はスタッフに対して、「あなたならできる」という期待していることしかやらせない。
50-50のときには「別にできなくても大丈夫だから、やってみて」という体で接する。
「この人には無理だ」と諦めたことはやらせない。
期待を持つのもやめる。
その方がお互いのタメだ。
失敗したときはトップの私が全責任を取る。
「できません」と断る前に「わかりました」とやって欲しい。
接客のプロになれ。
コミュニケーションのプロになれ。
そして最終的には、トップの私の指示に従ってほしい。
ワンマン社長のわがままだろうと、強引だろうと、嫌われようと何と思われようが構わない。
会社は友達ごっこじゃない。
トップが凛として、胸を張って舵取りをしていく。
株式会社BRHT(ブルート)は、そういう会社です。
もしよかったら、ご一緒しませんか。
明るく生こまい
佐藤嘉洋