東京国立博物館 / 台東区立書道博物館『連携企画20周年 王羲之と蘭亭序』

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2021年9月から辞書の旅と連携し、書道を再開した。ほぼ毎日書き続けている。がっつりハマっている。

これまでにも書の本を何冊も読んできたし、ネットでも情報をむさぼっているので、歴史や偉人も含めて相当語れるようになった。何を目指しているのかはよくわからないが、間違いなく仕事や人生にもプラスに作用しているので、まあこのままで吉としよう。いい趣味を見つけた。

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2月に東京で仕事があったとき、東京国立博物館(通称・トーハク)で、王羲之(おうぎし)と蘭亭序(らんていじょ)の特集をやっていると知り、急遽トーハクへと向かった。無計画に行動したので見る時間が全然足りなかった。その後、展示も一部変わったとのこと。今月もう一度行く予定だ。

東京国立博物館、予想以上にすごいです。ぜひ行ってみてください。私は10分の1も見れていませんが(笑)

純粋に観たいという探究心もさることながら、2023年6月26日〜30日になんと書と写真の個展を開くことになった。その開催に向けての勉強も兼ねて行くつもりだ。

高級中華の個室を貸し切る形式なので小規模の個展にはなりますが、どうせやるなら来場者に少しでも楽しんでいただけるような展示にしたい。やれる限りの全力を尽くします。

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【この詩を大きな紙に書いて目玉作品にしたい】

さて、この特集本。ものすごく作り込んである冊子だった。読み応え十分。私が遅読なのもあるが、読み終わるのに結局一ヶ月もかかってしまった。基本的には、序文から巻末まですべて読むタイプである。この読み切ったという達成感が気持ちいい。流し読みの人よりも間違いなく身になっているぞ、という自信にも繋がる。自信って大事じゃないですか。学ぶスピードは遅いけれど、確実に成長できる。

実はこれとは別にもう一冊購入している。王羲之よりも新しい趙孟頫(ちょうもうふ)の特集本である。こちらも遅読ながらコツコツと読み進めている。