名古屋格闘技通信 vol.22 田中恒成 / 新美貴士 / 伊藤勇真
田中恒成 前哨戦快勝で世界戦へ
岐阜県多治見市出身の田中恒成がボクシング世界前哨戦に臨み、南アフリカの身体能力抜群の世界ランカーを名古屋で迎え打った。序盤にカットしたものの、重いボディへのパンチを効果的に集め、見事な判定勝ち。井岡との激闘以降、これで３連勝。４階級制覇へ弾みをつけた。
新美貴士 K-1で勝利し 連敗脱出
昨年のMVP男、安城市の新美貴士がK-1で強打者の國枝悠太と真っ向勝負。初回、パンチをもらい棒立ちになる場面もあったが、すぐさま自分のペースに持ち込み、相手をコーナーに串刺し。終盤はラッシュで圧倒し、判定勝利。嬉しい連敗脱出。独特の個性で、新美ファンも漸増（ぜんぞう）中。
伊藤勇真、復帰戦をKO勝利
復帰戦の伊藤勇真が、５年ぶりとは思えない落ち着きぶりで新日本キック元日本王者相手に序盤からボディとローを効かせ、２RKO勝利。ファイトマネーは、趣味のバイクのカスタムに。