芸術新聞社『墨286号 心を打つ書』

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あまりに書道にハマってしまい、専門誌『墨(すみ)』の年間購読をしています。

書道の先生たちが読む本なので専門用語も多いです。しかし、知らなかった言葉を調べれば、新しい世界も広がります。

書道は禅との繋がりもあり、勉強になることも多いです。

心に響いた一文をご紹介します。

そして未来についても、考えてはいけない。誰しも「目標」を掲げ、そこに向かって努力することを是とするが、目標を持った途端、人は無限の可能性を忘れ、目標までの最短距離を効率よく進む道を選んでしまう。

中略

「こんな処まで来たのか」と結果に驚くだけでいい。目の前の「いま、ここ」に次々没頭していけば、さほど妙な場所には着かないはずである。なお、遠くに仰ぐべき星が定めてあれば、福の海は更に広がりと深さを増す。福は百%あなたの変化次第で現れるのである。