芸術新聞社『墨287号 心を打つ書』
あまりに書道にハマってしまい、専門誌『墨(すみ)』の年間購読をしています。
書道の先生たちが読む本なので専門用語も多いです。しかし、知らなかった言葉を調べれば、新しい世界も広がります。
書道は禅との繋がりもあり、勉強になることも多いです。
心に響いた一文をご紹介します。
そして未来についても、考えてはいけない。誰しも「目標」を掲げ、そこに向かって努力することを是とするが、目標を持った途端、人は無限の可能性を忘れ、目標までの最短距離を効率よく進む道を選んでしまう。
中略
「こんな処まで来たのか」と結果に驚くだけでいい。目の前の「いま、ここ」に次々没頭していけば、さほど妙な場所には着かないはずである。なお、遠くに仰ぐべき星が定めてあれば、福の海は更に広がりと深さを増す。福は百%あなたの変化次第で現れるのである。