加藤和雄著『空間デザインの方法 / インテリアから建築・環境へ』
〜 もうすぐ3年 〜
2021年からデザインを学び始め、もうすぐ3年になる。学校に通った訳ではないが、10冊以上の専門書籍を一通り見て、得た知識を実践し、少しずつ身体に浸透させてきた。
そうしていると、街を歩いているだけで色々なことに気づくようになる。
看板の位置、フォント、余白。順に建築物にも興味がいくようになった。
あの飾りは何の役目を果たしているのか。そこにあるものはただの装飾ではなく、機能美も含まれているのではないか、ということを考えるようになった。
〜 ご縁 〜
デザインに興味を持って生きていたら、ご縁にも恵まれた。覚王山にあるRela(リラ)鍼灸接骨院のオーナーの高井ちはるさんから椙山大学の加藤和夫先生を紹介していただいたのである。
そこで多種多様な議論を交わす中で、建築デザインの根本思想などを聞くことができ、大変勉強になった。そして著作もいただいた。おそらく学校の教科書にも使われているものなので、内容は難しかったが何とか読み切り、身になった。
「幸せと満足」の領域は、その中にいるとそのありがたみが見えず、何かを失った瞬間にその失われた「コト」、「モノ」の重要性の意味が認識される世界なのである。何もないこと、普通であること、あたりまえのこと、実はあたりまえではないのである。空気のような、普段は認識されない存在のデザインが実は重要なのである。
加藤和雄著『空間デザインの方法 / インテリアから建築・環境へ』
議論は真善美にも及び、そこで私は「善」は悪を生むことに繋がるので、あまり好きではありませんと言った。しかし、この日の加藤先生やおいしいお米の龍の瞳代表の今井さんとの議論は、私にとっては100%善であった。
こういう使い方ならいいか(笑)
善(よ)き出会いに感謝しております。
ありがとうございました。
明るく生こまい
佐藤嘉洋